型枠解体とは

”解体するのは建物ではない”

・コンクリートを建物のカタチに固める為の型が型枠
・固まったコンクリートから型枠を剥がす作業が型枠解体
・バールでこねて相当な負荷をかけないと解体できない
・型枠は主に木材
・こねる場所や力加減を間違うと簡単に壊れてしまう

・再利用が基本なので壊さないように


型枠工事はマンション等のコンクリート建造物を造る上で重要な工事の一つです。型枠工事の工程の一部に型枠解体作業があります。
建物のカタチに組み立てられた型枠にコンクリートを流し込み、コンクリートが固まったらバールを使って型枠を剥がします。解体後の資材の整理や片付けも作業に含まれます。
型枠は建物に合わせて様々な大きさ、カタチの物をミリ単位で正確に組み合わせてあります。コンクリートから剥がすにはバールを使って相当な負荷をかけなければいけません。型枠は木材であることがほとんどの為、こねる場所や力加減を間違うと簡単に壊れます。しかし型枠は再利用が基本である為、壊さないよう慎重に作業することが必要です。

”危なくてキツイ”

・資材は重たい物が多い
・作業によっては資材が不意に落下することがある
・釘に引っ掛かったり踏んでしまう
・型枠解体中は立ち入り禁止
・夏は高温多湿で熱中症リスク
型枠資材は重たい物が多く重労働です。作業手順を誤ると不意に落下してくることがあります。薄暗い中や狭いスペースでの作業が多く、釘に引っ掛かったり踏んでしまったりすることもあります。危険な作業が多いので型枠解体作業中は関係者以外立ち入り禁止と決められています。
夏場はコンクリートが固まる際の発熱で高温多湿になります。最も過酷な時期です。大量に汗をかくので20~30分ごとの水分・塩分補給は欠かせません。空調服という小型扇風機付きの特殊な作業服を着て熱中症にならないよう万全の対策をして作業します。

”型枠解体のやりがい”

・味わったことのない感触
・外で体を動かす爽快感
・協力してやり遂げる感動
・カタチとして残る


危なくてキツイ。それでも長くこの仕事を続けていける理由のひとつは純粋に作業自体が楽しいことです。型枠を剥がす瞬間の感触は他では味わえません。外で体を動かすことによる心地よい爽快感。これらは日々感じるこの仕事のいいところです。
ひとりひとり作業方法や技術には違いがあります。しかし一人ではできない作業が多いので、仲間と協力して仕事を進める必要があります。お互いがうまく連携して困難な作業をやり遂げた時には最高の感動があります。
そしてなにより自分たちの仕事により完成した建物が世の中の人々の生活の一部として形になっていく姿を見るのは嬉しいです。