型枠解体とは

解体するのは建物ではなく建物を造る際に組み立てる型枠

解体する型枠はほとんどが木材ですが再利用が基本なので壊さないように慎重に作業しなくてはいけません。
しかしバールで強くこねて負荷をかけないと解体できないうえに繰り返し使用している為、
こねるポイントや力加減を間違うと簡単に壊れてしまうこともあります。
各職人の技量が試されるところです。




主にマンションなどの新築、増改築工事において発生する型枠工事は
コンクリート造の建物を造る上で最も重要な工事の一つであり
その型枠工事の工程の一部に型枠解体があります。

建物の形に組み立てられた型枠に固まる前のコンクリートを流し込んだ翌日に、バールを使って固まったコンクリートから枠を剥がすことが基本となる作業です。
解体後の資材の整理や片付けも作業に含まれます。

型枠資材は重たい物も多く作業手順を誤ると不意に落下してきたり、枠から出た釘に引っ掛かったり踏んでしまったり、手を挟んだり数多い建設業種の中でも特に危険が多い作業で、現場内においても型枠解体エリアは関係者以外立ち入り禁止と決められています。

夏季はコンクリートによる発熱で高温多湿になる室内での作業が多く、とても汗をかくので30分ごとに水分・塩分を補給したり、空調服という小型扇風機付きの特殊な作業服を着て熱中症にならないよう万全の対策をして作業します。

”型枠解体のやりがい”

危険で過酷な部分が多い型枠解体ですが、その分大きなやりがいもあります。
それは純粋に作業自体が楽しいこと、仲間と協力して難しい仕事をやり遂げた時の達成感・感動が味わえること、完成した建物が人々の生活の中に形として残っていくことです。




客観的に見れば単調な作業の繰り返しにおもえますが、それでも長くこの仕事を続けていける理由のひとつに純粋に作業自体が楽しいことがあげられます。
型枠をはがした瞬間の他に比べようのない感触、力仕事と繊細な作業の組み合わせ、体を動かした後の心地よい爽快感。これらは日々感じる楽しさの一部です。

また一人ではできない作業が多く、仲間との連携を深めていく過程にもやりがいを感じています。ひとりひとり考え方や作業の方法技術には差があるものです。その中でお互いがうまく連携しベストパフォーマンスできて1+1が2以上の結果となった時には最高の達成感と感動があります。

そしてなにより自分たちの仕事により完成した建物が世の中の人々の生活の一部として形になっていく姿を見るのは嬉しいものです。